帰国してない子女のはんぱもんブログ

人生の半分以上を海外で過ごした、24歳女のカナダ、ハリファックス生活

ニート、五十二日目。

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三月十七日の朝、出勤して1時間で休業と解雇が言い渡されてから、かれこれ2ヶ月が経とうとしている。

 

誰がこんなにも長く続くと思ったのだろうか。

 

その日はSt. Patrick's Day, 聖パトリックの祝日といって、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日でありカトリックの祭日でした。

カナダでは緑のものを身につけて、朝早くから呑んだくれる日、となっていた事もあって、職場の同僚と皆、これで昼から呑めるね、と不謹慎ながらも少し浮かれた気分になった。

その日のうちに、少しでも感染の可能性と人との接触を避けるため、同僚の友達の家に転がり込んだ。最初の一、二週間は毎日酔っ払ってジャンクフードをたべ、ゲームをして、休暇気分だった。

けれど、発症者がノバスコシア(私が住んでいるところの州)にも出だして、事も深刻になってきて、外出自粛要請、緊急事態宣言が発令されるようになると、気が滅入るようなニュースで、終わりが見えなくなってきた。

毎日呑んだくれてるわけにもいかないし、ご褒美として呑むから美味しいんであって、ずっと呑めるとなるとそんなに楽しくなくなってきた。

休みってそんなものだよね。

 

一緒に自粛できる人がいたから良いもの、一人で家に篭らなきゃいけない人ってどうしてるんだろう。

出不精で引きこもりなお家大好き人間な私でも気が滅入りそうになる時があるのに、太陽属性の人でずっと一人で自粛している人は大丈夫なのかな、と心配になる。

 

 

五十二日間。

時間も曜日も気にしなくていい生活。

だらだら過ごしていたら、

なんだか一日のルーティンが出来上がった。

 

9時頃、起床、ベッドで携帯いじいじ

11時頃、朝兼昼ごはん (大抵オートミール)

16時頃、ワークアウトする(週5で続いてる!)

おわり次第、シャワー

20時頃、夜ご飯

24時頃、就寝。

 

特に何も書いてないときは

ゲームかアニメかNetflixのローテーション。

 

自粛生活中は毎日新しい事をする、と決めている。

ゆるく。

ゆるく。

本当に小さな事なんですが、新しい料理を作ってみたり、本を読んでみたり、腹筋の数を増やしたり。その過程でこのブログが生まれました。小さなことなのだけど、日々に張りが出てきて、毎朝起きるのが楽しみになる。

 

ニートであることが社会的にこんなにも許される時ってないと思うから、多少は有効活用しなくちゃ、と思って、ゆるく、色々してみようと。自分の為になる事って、幸せにしてくれると思うから。

 

とか、自意識高めな事、呟いてみる。

#おうち時間