帰国してない子女のはんぱもんブログ

人生の半分以上を海外で過ごした、24歳女のカナダ、ハリファックス生活

ブラック・ライヴス・マター

※私個人の意見と感想です。

 

今日は

#blackouttuesday 。

日本ではもう水曜日ですが。

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音楽業界から始まったムーブメントで、今日1日は、

#TheShowMustBePaused 動画やエンターテインメントの投稿を自粛し、黒人差別問題についての関心を高めよう、とするもの。

インスタグラムを見てみても、フィードは真っ黒な画像で埋まっていて、有名人だけではなく一般人からビジネスまで、みな一丸となって注意喚起を呼びかけている。

 

発端は5月25日のアメリカのミネソタ州でジョージ・フロイドさんの身に降りかかった事件にある。白人の警察官に8分間以上も、拘束時に膝で首を押さえつけられた後、病院に搬送されて死亡したというものだ。

このフロイドさんが黒人であるから故に受けた不当な扱いを皮切りに、元々の事件があったアメリカだけでなく、全世界で抗議活動が行われるまでに至った。

 

昨日は私が住んでいるハリファックスでも、何百人の人もがジョージ・フロイドさんが押さえつけられた八分四十六秒、膝を立てて追悼をした。

 

ここまで残忍な事件にならないと問題に目を向けなかった、というのは悲しいことであり、私たちにも責任がある。

もし皆がもっと前から立ち上がっていたのなら、こんな事にはならなかったんじゃないのか…

 

私は日本人であり、見た目もまんまアジア人。アメリカ、カナダ、台湾、日本、と住んできて、差別は見てきたし、多少なりとも受けてきた。

差別について考える事は他人よりも多かったとは思うけれど、どうしたってマイノリティなので、

される側として問題をみてしまっていた。

被害者側として。

 

けれどアジア人の私が受けてきた差別は黒人の人のそれとは全然違う訳で。バカにされることはあっても、外を歩いているだけで職務質問をされる事はないし、車のトランクを勝手に開けられる事もない。

 

人は見た目や文化が違うだけで、根っこのとこは皆一緒なのは知っている。人の肌の色で人を判断しているつもりも無い。

けれど、

やっぱり黒人の男の人と夜中にすれ違うと、少し身構えてしまう。

白人やアジア人なら、そこまで身構えはしないのに。

無意識的なところでステレオタイプ化して、小なり大なり、人を差別してしまっているをのだろう。

 

まず自分も差別をしてしまう、と認める事が第一歩。

そう書いてあった記事を読んでハッとした(ごめんなさいその記事のリンク無くしちゃって探し出せません、英語の記事で探せたら乗っけときます)

向き合って、何故そう感じてしまうのか、考えを巡らせていくのが大事。

 

このブログを通して盛大にサードカルチャーキッドコンプレックスをお披露目している私だけれど、

大事だと思うのは、

違いをないものにする、という訳ではなく、違いも含めて受け入れる。

他人の違いも、自分の他人との違いも、敬意を持って生きていけたらなと。

そんな人間に、私はなりたいです。

 

自粛生活を終えて元の忙しい生活に戻っていってる人も多いと思いますが、

ほんの一瞬たった一瞬でいいので、ちょっと立ち止まって考えてくれたら幸いです。

 

 

 

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読んでて気持ちいいお題ではないし、

間違った事を言ってしまったり、

伝えきれなくて間違った風に伝わってしまつたり、

不快にさせてしまうかもしれないので、

投稿するのも迷ったけれど、

皆で考えて向き合っていく事が大事だと思ったので投稿しました。

意見や感想があればコメントたくさんしていってください。

#blacklivesmatter